私、酒だけでなく本も好きだったりします。
今日はちょっと趣向を変えまして、
酒にちなんだお気に入りの本をご紹介したいと思います。
『センセイの鞄』 川上弘美・著(文春文庫)
この本の著書である川上弘美さんは、本当に
お酒が好き=のんべ な方なんだなぁと思います。
なぜならば、飲酒のシーンの描写がとても素晴らしいのです!!
駅前の一杯飲み屋で偶然再会した主人公のツキコさんとセンセイは
渋い肴をつつきながらしょっちゅう2人でお酒を酌み交わします。
その居酒屋の風情の良さ。
酒呑みにはツボであろう酒肴の数々。
家の茶碗で酒を飲み、まだ酒が残っている茶碗に
お茶を注いでしまい妙な味がした・・・というくだりなんて、
ああ、酔っ払いだなぁーと微笑まずにはいられません。
もちろん物語自体も素晴らしく、
何度読んでも、目頭が熱くなってしまいます。
お酒とは全然関係ないけれど、川上さんの本でもひとつ好きなのが『神様』です。
短編集なのですが、初めて読んだ時は 「あっ!」 と驚いてしまいました。
どちらもほのぼのと温かく、少しせつない物語です。
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6歳の息子を育てる酔いどれワーキング主婦です。
カンパリ、バーボン以外のお酒全般をこよなく愛してます︎!